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歌舞伎俳優の松本幸四郎(71歳)が、公演中に客席に転落してから一夜明けた24日、現場の国立劇場(東京都千代田区)で会見した。

「かすり傷一つない。痛みもない。奇跡ですね。普段だったら大ケガだったかも。ぞっとします」と話した。

前日の23日に「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」で主人公・熊谷直実役を演じ、花道上で黒子2人が演じる馬から客席に転落した。

観客によると、約3メートル下の客席に落ちた直後は大汗をかき、息を切らしていた。

場内が静まり返る中、黒子の手を借りて花道によじ登り、見えを切ると拍手が起きたという。

病院には行かず、直接自宅に帰ったといい、この日の足取りは軽かった。

 

花道は幅約1・5メートル、長さ約20メートル。

よろいと幸四郎の体重を合わせた重さは約100キロで、転落すると客席にも危険が及ぶことになる。

幸四郎と劇場側の話し合いで、花道から舞台へ向かう演出を、舞台下手から中央へ向かうように変えた。

劇場関係者によると27日まで同様の演出で対応。

幸四郎は「お客さんにケガがなくて良かったが、刀の柄(つか)が折れるほどの衝撃だった。ぞっとした。失敗したのに拍手を頂き申し訳なかった」と神妙な表情で振り返った。

 

しかし、この年齢でこの高さから転落、しかもよろいを身につけて100キロにもなってうたというのに、「傷一つない、傷みもない」というのは、まさに奇跡としか言いようがないですよね。

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