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  【早死にする職業ベスト10】

  1位  大手広告代理店の営業
  2位  IT企業の下請けSE
  3位  チェーン飲食店店長
  4位  若手官僚
  5位  病棟勤務の看護師
  6位  タクシー運転手
  7位  LCCの客室乗務員
  8位  自衛官
  9位  公立学校の教員
  10位  トラック運転手

過酷な日々を送るサラリーマンにとって、生活の大半を占めるのが仕事。その仕事の選択次第で、人の寿命に大きく影響を与えているという。

事故が起こりやすい危険度の高い仕事などを除いた場合、職業が寿命と関連する要因は大きく分けて2つあります。

1つ目は、『裁量権の有無』です。自分で自分の仕事をコントロールできる人ほど、ストレスが低いので長生きする傾向がある。逆に自分でコントロールできず、他人に支配されていると、ストレスがかかり続け脳内物質であるノルアドレナリンが分泌し続けるので、肉体的な病気はもちろん、精神的な病気にもなりやすくなる。その典型が、胃潰瘍うつ病である。

2つ目は、『過重労働・暴飲暴食』です。深夜までの残業や徹夜が当たり前の長時間労働や接待続きなどの過剰飲酒は、当然体への負担が大きい。

この2つに焦点を当てた際、一番早死にしそうな職種と言われれば「大手広告代理店の営業マン」です。彼らは徹夜仕事は当たり前の超激務ですが、裁量が少ない。加えてお客との接待で連日大酒を飲むことも珍しくない。給料やステータスは高いものの、体には負担ですよね。まさに、2つのパターンの両方に当てはまるのである。

そして、同じく順位が高かった職業が「IT企業の下請けSE」「チェーン飲食店店長」。どちらも長時間労働のうえ、給料も安い。

「IT企業の下請けSE」は基本的に親会社のムチャぶりには逆らえないし、「チェーン飲食店店長」も、結局は雇われなので裁量権はほぼありません。

そして、意外なランクインを果たしたのが「若手官僚」だ。

官僚はエリートで好待遇のイメージがありますが、それは年長者だけ。基本は年功序列の縦社会なので、若手は給料も安いし深夜まで働かされるのが通例です。実際、某省庁では入省した若手20人のうち3人が、10年以内に自殺したというデータもあります。

また、上記2点に加えて「勤務時間が不規則」な職業も、かなり寿命に影響を及ぼすという。

不規則な生活は、身体に悪いに決まっています。毎日ではなく、不定期に夜勤があるような仕事は健康に負担です。

例えば、「病棟勤務の看護師」「会社勤務のタクシー運転手」「長距離トラック運転手」。彼らは数日に1回は夜勤があるので体内リズムを崩しやすい。さらには、どちらも上から管理される仕事なので、裁量権はなし。「CAの仕事」も大手なら好待遇だしフライトとフライトの間には休みも取れますが、「LCCのCA」は経費削減のため、給料は安いし連日フライトが入ったりと、かなりのハードワーク。命を削っています。

いかに社会的ステータスや給料が高くとも、身体を壊してしまえば意味がない。上記以外の職業に就いている人は、健康という側面では「勝ち組」なのかもしれない。

<週間SPA! 2013年7月23日・30日合併号>より

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